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シース熱電対とは、金属シースと熱電対素線の間を高純度マグネシア粉末で固く充填し、気密状態に仕上げられた熱電対のことをいいます。
シース熱電対には、下記の特徴があります。
1.応答速度が速い
保護管付熱電対に比べて 外径を細くすることができるので、小さな測定物にも挿入出来ます。
また、熱保有量が極めて少ないため、微小な温度の変化に対して、応答性が優れています。
2.優れた 曲げ特性・耐衝撃性・耐食性
シース外径の5倍以上の半径で屈曲できるので、取付や設置などが比較的容易にできます。
また、機械的強度もあり、熱電対素線が外気から遮断されているので、酸化および腐食性雰囲気での使用にも耐えます。
スペック概要
測定可能温度帯
-200 ~ 1,050 ℃ (R熱電対を除く)
測定温度許容差(誤差範囲)
最大でも 測定値の ± 1.5 % または ± 2.5 ℃
シース外径
0.25 ~ 8.00 mm
熱電対
N ・ K ・ E ・ J ・ T ・ R
標準形式
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