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被覆熱電対は、熱電対線そのものにビニール・ガラス繊維・テフロンなどの絶縁被覆を施した熱電対です。

柔軟性があるため、一般の熱電対では測定困難な箇所などに使用できます。

スペック概要

​測定可能温度帯

-200​ ~ 750 ℃

測定温度許容差(誤差範囲)

最大でも 測定値の ± 1.5 %

被覆の種類

・ビニール

・ガラス繊維

・テフロンFEP

・シリカ繊維

・セラミック繊維

​・ポリエステル

​・ポリイミドアミド

熱電対

N ・ K ・ E ・ J ・ T

標準形式

被覆熱電対

DW-1

熱電対素線を溶接し、先端を露出させた形状です。

 構成部品 

型式(DW-1)

長さ

DW-2

DW-1型の先端部分を、テフロンでモールド加工した形状です。

(テフロン被覆のみ製作可能)

 構成部品 

型式(DW-2)

長さ

DW-3

シート状の熱電対を取り付けた形状です。

​(K・T熱電対のみ製作可能)

 構成部品 

型式(DW-3)

長さ

端末形状アンカー
端末形状

記号 : W

​未処理

​圧着端子は M4Y が標準です。

圧着端子

記号 : Y

圧着端子

記号 : X

端子なし

熱電対用コネクタ

記号 : Z

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